奄美地方、再び激しい雨の恐れ 土砂災害に警戒

　記録的豪雨に見舞われた鹿児島県の奄美地方では、前線の北上に伴って23日夜から再び激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は同日、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼び掛けた。 　23日午後、奄美地方の雨は小康状態だが、沖縄地方にある前線が北上。前線に向かって南から湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、深夜にかけ1時間に30ミリの雷を伴った激しい雨となる可能性がある。 　同庁によると、24日夕までの24時間に予想される降雨量は多い所で100ミリ。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害が発生する危険がある。また同庁は河川の増水や落雷、突風にも注意を呼び掛けている。