近畿地方で早くも木枯らし1号 10月中観測は8年ぶり

 大阪管区気象台は26日、近畿地方で木枯らし1号が吹いたと発表した。昨年よりも7日早く、10月中の観測は2002年以来8年ぶり。
 気象庁によると、低気圧がオホーツク海上空で発達し冬型の気圧配置が強まったほか、北日本には強い寒気が流入。この日は札幌市で平年より1日、青森市では12日早く初雪を観測、各地から冬の便りが届いた。
 大阪管区気象台によると、午後11時までに観測した各地の最大瞬間風速は、彦根(滋賀県)で21.2メートル、舞鶴(京都府)で18.8メートル、和歌山で15.7メートル、京都で13.3メートル、大阪で13.9メートル、奈良で8.9メートル、神戸で16.9メートルなど。