GWは全国的に晴れ多く行楽日和 30日まで荒れた天気

 気象庁は28日、ゴールデンウイーク期間中(29日~5月5日)の天気予報を発表した。雲が広がりやすい沖縄・奄美などを除き、全国的に晴れる日が多く、おおむね行楽日和になりそうだ。  ただ、北日本を中心に今月30日ごろにかけて風や雨が強まるなど、荒れた天気となる恐れがあるという。  気温は、全国的に期間の前半は平年並みか平年より低く、後半は平年並みか高い見込み。  同庁によると、北日本に発達中の低気圧が接近しており、30日にかけては日本海側や、関東-北海道の太平洋側で波が高くなり、海のレジャーには注意が必要。  期間の前半は寒気が流入するため、内陸部で遅霜の恐れがある。後半は晴天が続いて空気が乾燥するため、林野火災が起きやすいという。  山岳地帯に残る積雪は多めで、4月は気温の変動が大きかったことから不安定な状態になっているとして、同庁は山のレジャーは雪崩に警戒するよう呼び掛けている。