北陸と東北日本海側で大雪 気象庁が警戒呼びかけ

 強い寒気と冬型の気圧配置の影響で6日、東北の日本海側と北陸を中心に大雪となり、風が強まった。7日未明にかけても雪を伴って風が非常に強く、海は大しけになる恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼びかけた。東北の太平洋側や関東北部、東海の平地でも積雪となるところがある見込み。
 同庁によると、6日朝、新潟県の十日町で3メートルの積雪を記録。青森県の酸ヶ湯でも290センチ、山形県の肘折で276センチとなった。新潟県・佐渡島の両津で最大瞬間風速31.5メートル、秋田では27.9メートルを観測した。
 6日は北日本(北海道、東北)と東日本(関東、北陸、東海)を中心に冬型の気圧配置となっており、北日本の上空約5000メートルを氷点下50度の強い寒気が通過するという。
 7日朝までの24時間予想降雪量はいずれも多いところで、群馬県で110センチ、北陸で100センチ、東北と長野県で80センチ、岐阜県で60センチ、北海道で50センチ。