沖縄本島で震度5弱 2人軽傷、一時津波警報も

 27日午前5時31分ごろ、沖縄県の沖縄本島で震度5弱の地震があった。気象庁は最大2メートル程度の津波の恐れがあるとして同島に津波警報を出したが、午前6時半に注意報に切り替え、7時に全面解除。津波は同県南城市で10センチなどを観測した。  同庁によると、沖縄本島近海を震源とし、本島で震度5以上の揺れを観測したのは、死者2人が出た1909年8月の地震以来。11年6月には奄美大島近海を震源とする地震で強震(震度5相当)を観測している。  気象庁によると震源地は沖縄本島近海、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード6.9と推定される。