東京都心で初の積雪、凍結に注意 甲信南部や関東、大雪も

 日本の南海上を低気圧が通過した影響で1日、関東甲信地方の広い範囲で降雪があった。気象庁によると、東京都心(大手町)では同日午後11時、この冬初めて1センチの積雪を観測した。都心で1センチ以上の積雪となったのは2008年2月以来という。  同庁は、甲信南部や関東で2日にかけて大雪となる所がある見込みとして、路面凍結などへの注意を呼びかけた。  1日、横浜と千葉で初雪を観測。午後11時現在、長野で6センチ、埼玉県の熊谷で2センチ、前橋、宇都宮、甲府で各1センチの積雪を記録した。  同庁によると、前線を伴った低気圧が伊豆諸島付近にあって東へ進み、関東甲信には冷たい空気が流れ込んだ。  2日朝までの予想降雪量は、いずれも多い所で、甲信南部で10センチ、関東で5~10センチ、東京23区は3センチ。