新潟市「59豪雪」以来の81センチ 下越海岸平野部で記録的大雪

 県内は5日午前、新潟市などの下越の海岸平野部を中心に記録的な大雪となった。新潟地方気象台によると、新潟市中央区では午前7時までの24時間に46センチの雪が降り、最深積雪は81センチを観測。1984(昭和59)年1月29日に82センチの積雪を記録した「59豪雪」以来、26年ぶりの大雪となった。新潟市は5日午前9時、災害警戒本部を設置。交通機関も大幅に乱れた。  同気象台によると、日本海から山間部に吹く北西の風が弱く、上空の強い寒気が海岸平野部に停滞したことで大雪になったとみられる。午前7時までの24時間降雪量は阿賀町津川で44センチ、新潟市秋葉区で42センチなど。海岸平野部の降雪は5日がピークで、6日にかけては上中越の山沿いを中心に大雪となる見込み。