「春の訪れ早そう」気象庁 関東以西は寒い時期も
気象庁は22日、来年1~3月の3カ月予報を発表した。厳しい冬をもたらす恐れがある「ラニーニャ現象」が終息に向かって影響が次第に弱まり、気温は2月には全国的に平年並みか高くなる見込みで、春の訪れは早いと予想している。
北日本(北海道、東北)は3カ月間を通じ寒気の影響が弱いが、関東以西は年末から1月にかけて冬型の気圧配置が強まる見通しで、西日本(近畿~九州)中心に寒さが厳しくなる時期がある。日本海側の降雪量は、北日本は平年より少ないが、それ以外の地域は平年並みと予想している。
気象庁によると、2月以降は偏西風の吹く位置が北上し、寒気の南下が弱まる見通し。地球温暖化による近年の暖冬傾向も加わり、気温が上がるとみている。
低気圧発達、北日本で大荒れに 暴風や大雨

小笠原諸島~奄美に津波観測 最大60センチ、一時警報も
12月22日(水)
夕刻の空に皆既食の赤銅の月 列島大半、雲で見えず

2010年、地球は暑かった 世界2位、日本4位タイ
気象庁は21日、日本と世界の2010年の天候まとめを発表。年平均気温(11月までの速報値)は世界が平年より0.36度高く1891年の統計開始以降2位、日本は0.85度上回り1898年以降で4位タイの高温だった。世界は海面水温も含んでおり、陸域だけだとプラス0.68度で史上最高。
同庁は原因として、地球温暖化に加え、昨年夏から今年春まで続いた「エルニーニョ現象」で、北半球中緯度帯が温暖な空気に覆われたことなどを挙げている。
年ごとのばらつきをならすと、世界の年平均気温は過去100年で0.68度、日本は1.15度のペースで上昇しているという。世界の統計史上最高記録は、1998年のプラス0.37度。
12月21日(火)
12月20日(月)
12月19日(日)
12月18日(土)
皆既月食、21日夕にほぼ全国で 月が赤銅色に
12月17日(金)
「冬将軍」本気モード 記録的寒さ、九州初雪
16日の日本列島は冬型の気圧配置と強い寒気の影響で厳しい寒さに。気象庁によると、北海道北見市では16日朝の最低気温が氷点下21.7度と、この地点の12月としては観測史上最低を記録した。
水戸市、広島市、山口県下関市、福岡市、佐賀市、長崎市、大分市で初雪を観測。下関と福岡は平年より3~5日遅かったが、水戸は13日、佐賀、長崎、大分は1~6日早い。
16日朝、国内で最も冷え込んだのは、北海道陸別町の氷点下23.7度。仙台市氷点下2.0度、長野市同2.3度、新潟市0.0度と、各地で今季最低を記録した。
気象庁によると、今回の寒気のピークは17日午前中にかけて。北日本は17日午後に新たな寒気が入ってくる見込みで、厳しい寒さが続きそうだ。
12月16日(木)
12月15日(水)
12月14日(火)
12月13日(月)
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