台風3号、12日に四国沖へ 気象庁が注意呼び掛け

 台風3号は10日、日本の南海上を北寄りに進んだ。夜から11日朝にかけて沖縄県・大東島地方に近づき、12日にも四国沖に達する見通し。列島を縦断する恐れもある。気象庁は強風や高波に注意を呼び掛けた。
 気象庁によると、台風は10日午前9時現在、時速約15キロで北東に進行。中心気圧は992ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心から半径約200~300キロ以内で風速15メートル以上の強い風が吹いている。
 11日午前9時には南大東島の東側に到達。12日以降は四国沖を経て関西を通過し、日本海側へ進む見込み。