東海など大雨、大気不安定 関東は竜巻被害

日本列島は19日も、湿った空気の流入で大気の状態が不安定となり、東海地方を中心に激しい雨となった。茨城、千葉両県では突風で住宅など約30棟が壊れ、気象庁は竜巻が発生したと断定した。竜巻の強さを示す藤田スケールは、6段階のうち5番目の強さの「F1」(約10秒間の平均風速33~49メートル)。
  秋田県湯沢市で1時間に43・5ミリ(9月観測史上最多)、岐阜県多治見市で同43・0ミリ、静岡県富士宮市で同42・5ミリの激しい雨を観測した。
  ただ、関東では渇水を解消するほどのまとまった雨とはならなかった。