列島、大雨と記録的猛暑 暖湿気流入で不安定に


   日本列島は18日、暖かく湿った空気の流入により大気の状態が不安定で、東海や近畿を中心に大雨となった。一方、北日本の日本海側を中心に気温がぐんぐん上昇、78地点で9月として観測史上最高(過去タイ含む)を記録した。
  気象庁は、大雨は関東から近畿で19日にかけ続く恐れがあり、特に近畿と東海で土砂災害の危険度が高いとみている。竜巻などの突風にも警戒が必要だ。
  18日は岐阜県揖斐川町で1時間に78・5ミリ、滋賀県米原市で同52・0ミリ(9月観測史上最多)の非常に激しい雨を観測。東海道新幹線は岐阜羽島―米原間で大雨のため一時運転を見合わせた。