大阪で雷観測の日数、過去最多に 10日時点で31日

  大阪管区気象台は11日、大阪(大阪市中央区大手前)で今年、稲妻・雷鳴を観測した日が10日時点で31日を数え、1931年の統計開始以来、最多になったと発表した。
  梅雨前線が活発に活動したほか、上空に寒気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になることが多かったのが原因。気象台は「今後も最新の気象情報には十分注意してほしい」としている。
  稲妻・雷鳴を観測した日の年間平年値(1981~2010年)は16・2日で、1999年の30日が最多だった。
  大阪市では8月、野外ライブが予定されていた公園で、2人が死亡するなどした落雷があった。