北海道で激しい雷雨 気象庁が警戒呼び掛け

  気象庁は12日、北海道で夕方にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水への警戒を呼びかけた。
  北海道の各地で雨が強まり、岩見沢市では12日未明、この地点の観測史上最多となる1時間に53・0ミリの非常に激しい雨を観測。9月の月間雨量平年値のほぼ半分が1時間で降ったことになる。
  岩見沢市は同日朝、市内の約3600世帯、約7900人に避難勧告を出し、午前10時現在で45人が小中学校などに避難。一部の地域で冠水しており、小学校2校が休校した。
  気象庁によると、13日午前6時までに予想される24時間雨量は多い所で100ミリ。