台風17号、30日にかけ沖縄へ 列島縦断の恐れ

  大型で非常に強い台風17号は28日、勢力を維持したまま沖縄近海を北上した。30日にかけて沖縄本島や奄美地方を直撃した後、10月1日にかけて西―東日本に接近・上陸し、北日本に向け日本列島を縦断する恐れがある。気象庁は暴風雨への警戒を呼びかけた。
  風速25メートル以上の暴風域に入った沖縄県・石垣島で28日、最大瞬間風速50・6メートルを観測した。沖縄本島地方は29日午前中に、奄美地方は同日午後には暴風域に入り、猛烈なしけとなる見込み。
  台風は28日午後8時現在、沖縄県・宮古島の南南西約80キロを時速約20キロで北北東に進んだ。