連休の列島、記録的大雨 北日本で災害の恐れ

 大型連休の後半がスタートした3日、東日本と東北の太平洋側を中心に大雨となり、記録的雨量となった所があった。気象庁は、東北と北海道は4日も大雨の恐れがあるとして土砂災害や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けた。
 落雷や突風にも注意が必要で、海上は大しけとなる所もあるという。
 24時間雨量が、静岡県伊豆市の天城山ではこの地点の観測史上最多の649.0ミリに達した。5月の月間雨量平年値の約1.5倍に当たる。3日午後4時までに、24時間雨量は東京都心(大手町)152.0ミリ、横浜市145.5ミリ、さいたま市125.0ミリを記録し、いずれも5月として観測史上最多。