栃木、茨城の被害は竜巻 3カ所同時多発、福島でも発生か

宇都宮、水戸地方気象台は8日、栃木県真岡市から益子町、茂木町にわたって発生した突風と、茨城県筑西市から桜川市にわたって発生した突風は、被害状況などからいずれも竜巻だったと発表した。
 また福島地方気象台は、福島県会津美里町で6日、ビニールハウスなどに被害をもたらした突風は「竜巻の可能性があるが、特定できなかった」とした。
 栃木の竜巻は、県境を越えて茨城県常陸大宮市まで約25キロに及んだとみられることも新たに判明。
 大きな被害を出したつくば市の竜巻を含め、関東では6日午後のほぼ同じ時間帯に三つの竜巻が発生していたことが明確になった。