北海道で大雨の恐れ 被災地では記録的雨量

 気象庁は4日、低気圧の北上に伴い、北海道太平洋側を中心に同日夜にかけて1時間に30~40ミリの激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水に引き続き警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、北日本太平洋側では3日夜から激しい雨が降り、東日本大震災の被災地でも記録的雨量となった地点があった。
 岩手県山田町では24時間雨量が345.0ミリと、この地点の観測史上最多記録を更新、5月の月間雨量平年値の約3倍に達した。また、宮城県気仙沼市で24時間雨量224.5ミリ、福島県浪江町の178.0ミリなど、各地で5月として観測史上最多を記録した。