黄砂来襲、全国包む 名古屋や津で今年初観測

 全国各地で21日は黄砂が観測され、愛知、岐阜、三重県など東海地方でも早朝から昼にかけて視界が悪くなった。
 各地の気象台によると、名古屋市では今年初めて黄砂を観測。見通しが利く距離を示す「視程」が一時、3キロまで落ちた。名古屋駅周辺の高層ビル群がかすんで見えにくくなり屋外の車に砂が付着した。
 同じく初観測の津市では視程が1.5キロまで狭まり、岐阜市でもピーク時は2キロ未満だった。東海地方の黄砂は22日には収まる見通し。