春の嵐、連休直撃 40人重軽傷、交通乱れも

 3連休中日の21日、「春の嵐」が列島を直撃した。日本海で発達した低気圧の影響で全国的に風が非常に強くなり、共同通信のまとめでは全国で40人が重軽傷を負ったほか、交通機関も乱れた。  気象庁によると、午前5時前に千葉市で38.1メートル、東京都江戸川区で35.2メートルの最大瞬間風速を観測した。10分間の平均風速の最大値を示す最大風速は北海道旭川市で24.6メートルに達し、1918年に観測した従来の記録を92年ぶりに更新。同市を含む全国7同県の26地点で、最大風速が観測史上最大を記録した。 (写真は強風の影響で崩れた、東京ヘリポートの格納庫外壁の塗装用足場)