中国北部で今年最大の黄砂 1600万人に影響

 中国北部で19日以降、今年最大の黄砂現象が観測され、北京市内でも20日朝から空や遠景が黄色くかすみ、地面や車両などに黄砂が積もった。新華社電によると、19日だけでも北部の六つの省と自治区で約1600万人に影響が出た。   中国メディアによると、北方のモンゴルや北西部の新疆ウイグル自治区から冷たい空気が流入、強風が吹いたのが原因。中央気象台は19日夜、中国北部の幅広い地域で20日夜まで黄砂が続くとの注意報を出した。 (写真:黄砂でかすむ北京の天安門広場=20日午前)