北陸で早くも「春一番」 8日にかけ猛吹雪予測

新潟地方気象台は7日、北陸で「春一番」が吹いたと発表した。データがある1999年以降で最も早い。日本海で発達中の低気圧に向かって、強い南風が吹き込んだ。午前7時半までに、金沢市で最大瞬間風速17・2メートル、富山市で12・2メートルを観測した。
  気象庁はこの低気圧の影響で北日本(北海道、東北)と北陸は8日にかけて猛吹雪となり、海上は大しけになる所があるとして警戒を呼び掛けた。大雪になる所もあるとみられ、着雪や積雪の多い所では雪崩にも注意が必要だ。
  気象庁によると、日本海からオホーツク海で低気圧が発達し、日本付近は次第に強い冬型の気圧配置になる見込み。