九州南部・奄美で春一番 79年以降最も早く

  鹿児島地方気象台は4日、九州南部と奄美地方で「春一番」が吹いたと発表した。全国で今年初めてで、1979年のデータ発表開始以来、最も早い。
  気象台によると、4日朝に低気圧が対馬海峡付近を通過したため、南よりの風が強まり、気温が4月上旬~5月上旬並みに上昇した。正午までの最大瞬間風速は鹿児島県の種子島で20・1メートル、鹿児島市で18・4メートル、宮崎市で14・6メートル。
  気温は奄美市の名瀬で25・4度、宮崎市で22・3度、鹿児島市で20・7度を記録した。