寒かった1月、気象庁まとめ 全国的に平年下回る

気象庁は1日、1月の天候まとめを発表した。冬型の気圧配置に伴い寒気の入った日が多く、全国的に気温は平年を下回った。北日本(北海道、東北)の気温は平年に比べ、月平均で1・3度、上旬だけでみると3・3度も低かった。
  東日本(関東甲信、北陸、東海)と西日本(近畿、中四国、九州)も平年を0・7度下回った。寒気と暖気の影響を交互に受けた沖縄・奄美は平年比マイナス0・1度だった。
  気象庁によると、上空を流れる偏西風が日本付近で南に蛇行したため、北からの寒気が入りやすかった。
  一方、高気圧に覆われて晴れる日もあったことから日照時間はほぼ全国的に多かった。