鉄道や空の便に乱れ 関東地方で強い風

  発達した低気圧の影響で日本列島では31日、関東地方を中心に東日本の太平洋側で強い風が吹き、鉄道や空の便が乱れた。
 気象庁によると、日本海側にあった低気圧が太平洋側に移動したのに伴い強風が吹いた。千葉県や茨城県の太平洋沿岸などで暴風警報が出され、同日午後5時半までに千葉市で29.5メートル、東京都千代田区で28.5メートルの最大瞬間風速を記録した。
 JR東日本によると、東北新幹線は上野━大宮間で午前10時35分ごろから約30分間運転を見合わせ、上下線計23本が最大50分遅れ、約1万2千人に影響した。在来線も京葉線や常磐線で一時運休や遅れが出た。