黄砂 東海3県で今年初の観測

 東海3県で24日、今年初めて黄砂が観測された。名古屋、津、岐阜の各地方気象台によると、肉眼で見通すことができる「視程」は午後3時現在で名古屋、津、岐阜の3市とも8キロだった。名古屋市千種区の東山スカイタワーの5階展望室(地上100メートル)からは、ミッドランドスクエアなど名古屋駅前の高層ビル群がかすんで見えた。
 高気圧に覆われ、各地で午後も気温が上昇し、岐阜県多治見市で27.3度を記録。名古屋市26度、津市26.8度、岐阜市26.2度と、3市とも今年初めて最高気温25度以上の夏日となった。東海地方は25日も晴れ間が広がり、黄砂が観測されるという。