西日本中心に黄砂観測 気象庁「影響、25日まで」

西日本を中心に23日午後、中国大陸から飛来した黄砂が観測された。
 気象庁によると、黄砂は午後6時現在で、大阪、松江、下関、福岡などの10地点で観測。下関では一時、視程(見通しの利く距離)が6キロとなった。気象庁は「西日本から東海、北陸にかけて、25日まで影響が予想される」としている。
 黄砂は今年、3月下旬に九州から沖縄地方で初観測され、今月9日には北海道から東日本各地の広い範囲で確認されている。