3月の北日本、11年ぶり寒さ 多雨、日照不足も記録的

気象庁は2日、3月の天候まとめを発表した。上旬に気温が高かった時期があったものの、中旬以降に寒い日が多く、北日本は月平均気温が平年を0.6度下回り、昨年12月以降、4カ月連続で平年を下回った。
  気象庁は「北日本で12月以降、4カ月連続で月平均気温が低かったのは11年ぶり」としている。
 雨や雪も多く、月降水量は5地点で3月としては観測史上最多。日照時間も3地点で史上最短(過去タイ含む)を記録した。
 東・西日本は寒暖の変動が大きく、月平均気温は東日本が0.1度下回り、西日本は平年並み。沖縄・奄美は0.7度上回った。