週末は「春の嵐」に警戒を 低気圧が急速に発達

  気象庁は4日、急速に発達する低気圧の影響で週末の6、7日は北海道から九州までの広い範囲で暴風や短時間の激しい雨、雷や突風の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。
  6日は西日本(近畿、中四国、九州)と東日本(関東甲信、北陸、東海)で、7日は北日本(北海道、東北)でも南風が強まる。交通機関に影響が出る恐れもある。
  南風の影響で気温が上がり雨も降るため、積雪の多い所では雪崩に注意が必要だ。
  気象庁によると、低気圧は発達しながら対馬海峡を通り、6日夜には日本海西部に進む見込み。7日にかけてさらに発達し日本海を北東に進み、大気の状態が非常に不安定になるという。