3月の気温、35地点で史上最高 寒冬のち記録的高温、気象庁

気象庁は1日、3月の天候まとめを発表した。月平均気温は、全国の主要な154地点のうち35地点で3月としては観測史上最も高く(過去タイ9地点を含む)、地域別でも関東甲信と東海、九州南部・奄美が平年を1・8~2・7度上回り、統計史上最高だった。
  今冬は、北―西日本で平均気温が平年を下回り「寒冬」だったが、3月は一転、記録的高温となった。桜(ソメイヨシノ)の開花・満開も各地で観測史上最も早くなった。
  月平均気温が史上最高の主な地点は、山梨県・河口湖7・0度(平年比プラス3・4度)、横浜市12・0度(同2・9度)、高知市12・7度(同1・9度)など。