淡路地震、未知の活断層の可能性 阪神大震災との関連も

 政府の地震調査委員会は14日、臨時会合を開き、終了後の記者会見で本蔵義守委員長は、兵庫県・淡路島で震度6弱を観測した前日の地震は、未知の断層が動いたことが原因である可能性があるとの見方を示した。
 本蔵委員長は「知られていない活断層は数多くある」と指摘し、今回のようなマグニチュード(M)6級の地震は、どこでも起こり得ると注意を呼びかけた。
 1995年の阪神大震災によって誘発された可能性も含め「何らかの関連がある」との見解で一致した。
 地震を引き起こした断層は、地層が上下方向にずれる逆断層で、南北方向に長さ10キロ程度延びていると分析。