春の嵐、大荒れ続く 3人死亡、8日も警戒

 各地に暴風雨をもたらした低気圧は7日、北海道や東北付近に進み、大荒れが続いた。気象庁は、北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)は8日も影響が残るとして暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。
  長崎県五島市で波にさらわれた男性(40)が防波堤から海に転落し死亡。三重県紀宝町で建設業の男性(60)が道路脇の竹やぶで死亡、北海道・洞爺湖では遊覧船機関長の男性(64)が死亡しているのが見つかった。
  気象レーダーによる解析では、福島県いわき市付近で7日未明、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。