網走、陸から確認の「流氷初日」 平年より9日早く

網走地方気象台は12日、北海道網走市沖で陸上から初めて肉眼で南下してきたオホーツク海の流氷が見える「流氷初日」を迎えたと発表した。平年より9日早く、昨年より5日早い。
  気象台によると、12日午前9時ごろ、網走市沖15~20キロで確認。昨年12月後半から冬型の気圧配置が続き、北風が継続的に吹いており、流氷が南下しやすい状況だった。
  今後1週間以内に流氷が接岸し、船舶が航行できなくなる「接岸初日」となる見通し。
  網走市沖では11日も航空機から流氷が確認されていた。