雪の首都圏、空港で5千人一夜 空・道路の乱れ続く

大雪から一夜明けた15日、首都圏では交通機関の乱れが続いた。成田、羽田両空港では5千人以上が空港内に一晩足止めされ、国内線は一部で欠航。高速道路は首都高速などの一部で通行止めが続いた。鉄道はほぼ平常通りに戻った。気象庁は、引き続き路面凍結への注意を呼びかけた。
  午前7時現在の積雪は、仙台市19センチ、横浜市7センチ、東京都心(大手町)と千葉市6センチなど。
  航空各社によると、国内線は15日も機体のやりくりの影響で、羽田発着の午前中の便を中心に全日空、日航だけで計30便以上が欠航した。
  共同通信の15日夕のまとめでは、14日から15日にかけて埼玉で323人、千葉で251人、東京で217人、神奈川で157人が足を滑らせて転倒するなどして重軽傷を負った。