福島33度超など各地で真夏日 来週また低温を予測

 日本列島は6日、南から暖気が入った上、東北南部や東日本を中心に好天に恵まれたため、気温30度以上の「真夏日」となった地点が相次いだ。福島県会津若松市の若松で33.3度、長野県の飯山で33.1度など、5県の計14地点で5月の観測史上最高(過去タイ含む)を記録した。  ただ向こう1週間の気温は全国的に平年並みか低くなる所がある見込み。気象庁は、九州南部と奄美、沖縄を除き10日ごろから1週間程度、気温が平年よりかなり低くなる恐れがあるとして「異常天候早期警戒情報」を出し注意を呼び掛けた。  気象庁によると、6日に気温が過去最高を記録したのは、富山32.3度、新潟県魚沼市の小出33.0度、山梨県山中湖村の山中30.0度など。  東京都心(大手町)は27.8度、金沢31.6度、奈良30.9度、松江28.1度、高松28.7度で7月上旬並みから真夏並みとなるなど、今年最高となった地点も目立った。