西日本、低気圧で大雨の恐れ 24日にかけて

 九州から中四国、近畿で22日夜から24日にかけて、局地的に雷を伴い激しい雨が降る恐れがあるとして気象庁は21日、土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼び掛けた。突風にも注意が必要という。  同庁によると、前線を伴った低気圧が24日にかけて黄海から日本海に進み、西日本に暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定となる見込み。  九州では22日夜から、中四国と近畿は23日には1時間に30~40ミリ、局地的には50ミリを超す非常に激しい雨が降ると見られる。  低気圧と前線の動きは遅く、大雨の範囲が東日本にも拡大する可能性もあるという。