沖縄と奄美が梅雨入り 平年より2~4日早く

 気象庁は6日、全国のトップを切って沖縄、奄美両地方が梅雨入りしたとみられると発表した。沖縄の入梅は平年より2日、奄美は4日それぞれ早く、昨年より両地方とも12日早い。  4月の寒気の影響で、札幌では桜(ソメイヨシノ)の開花(平年5月5日)がまだ観測されていない中での入梅。北国の春本番到来を待たず、南の島は「長雨の季節」に突入した。  気象庁によると6日、沖縄と奄美は気圧の谷や南からの湿った気流の影響で曇っており、雨が降っている所もある。向こう1週間も梅雨前線が停滞しやすくなって曇りや雨の日が多い見込み。  梅雨明けは平年だと、沖縄が6月23日ごろ、奄美が同28日ごろ。