サハリン近海でM8・2 「異常震域」広範囲に揺れ

24日午後2時47分ごろ、北海道と秋田県で震度3の地震があった。気象庁によると、震源地はサハリン近海で震源の深さは約590キロ。地震の規模はマグニチュード(M)8・2と推定される。
 北海道から鹿児島県までの広い範囲で震度1~3を観測した。気象庁は、地震波が硬いプレート内部を通って震源から遠い地域が揺れる現象「異常震域」と説明した。
 ロシア極東サハリン州のサハリン津波センターによると、サハリン東岸と千島列島北部にいったん津波警報が発令されたが、解除されたという。