札幌でようやく桜開花 2番目の遅さ

札幌管区気象台は13日、札幌市でソメイヨシノの開花を観測したと発表した。1953年の観測開始以来、2番目に遅い記録で、平年より10日、昨年より12日遅い。3、4日ほどで満開となる見込み。
 2日には、市内で5月としては21年ぶりの降雪を観測するなど、4月から5月にかけて平年より気温の低い日が続き、開花が遅れていた。
 気象台によると、これまでで最も遅かったのは80年の14日。65年にも13日に開花を観測している。
 一方、桜の名所で知られる函館市の五稜郭公園では満開の見ごろを迎え、観光客を楽しませた。