帯広で8年ぶり5月の積雪 冬夏混在、宮崎は初真夏日

北海道帯広市で6日、5月としては8年ぶりに積雪が観測された。帯広測候所によると過去60年でも6番目に遅く、最深積雪は午前7~10時に3センチを記録した。同日朝の最低気温は0・2度で、平年を4度下回った。一方、関東から西日本にかけては高気圧の影響で気温が上がり、宮崎県美郷町で最高気温30・2度と今年に入って全国初の真夏日を記録した。
 札幌管区気象台によると、オホーツク海に停滞している低気圧から寒気が流れ込んで気温が下がり、帯広など北海道東部を中心に雪が降った。
 気象庁によると、最高気温が25度以上の「夏日」を記録したのは西日本を中心に計219地点。