北陸なお大雪の恐れ 冬型は峠越す

気象庁は27日、北陸を中心に28日にかけて大雪の恐れがあるとして、引き続き警戒を呼び掛けた。冬型の気圧配置は西から次第に緩んでおり、日本海側の広い範囲で大雪の峠は越えたとみられるが、北陸は断続的に雪が降り続く可能性があるとしている。
 午前9時現在の積雪は青森市の酸ケ湯で358センチ、山形県大蔵村で307センチと、国内2カ所で3メートルを超えた。滋賀県彦根市で23センチ、新潟県佐渡市の相川で21センチといずれも平年の7倍以上、岐阜県関ケ原町は25センチ、島根県隠岐の島町は31センチと6倍以上に達した。