冬将軍、また猛威か 週末にかけ大雪、荒天

気象庁は29日、日本の上空に31日から強い寒気が流れ込み、2月3日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まる見込みとして、警戒を呼び掛けた。日本海側を中心に大雪となる所があり、風雪が強まって荒れた天気となる恐れもある。
 大雪、吹雪による交通の障害、強風や高波、積雪の多い場所では雪崩にも注意が必要。また、西日本を中心に降雪や低温により農作物に被害の出る恐れがある。
 29日は、北日本ですでに記録的な寒さとなった地点があった。北海道厚沢部町で朝の最低気温が氷点下24.8度、秋田県大館市で同19.0度と、いずれも観測史上最低記録を更新した。