太平洋側で激しい雨の恐れ 雪崩や土砂災害に注意

気象庁は5日、低気圧が本州の南岸から三陸沖に進む影響で、西日本から東北の太平洋側を中心に、6日にかけ雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるとして、雪崩や土砂災害への注意を呼び掛けた。
 和歌山県・潮岬で5日午前11時までの24時間雨量が182.5ミリ、三重県志摩市の阿児では111.5ミリを記録、いずれも3月として観測史上最多となった。東北は雪となって、仙台市では午前中に今シーズン最大の積雪17センチを記録。
 気象庁によると、低気圧は5日に本州南岸を進み、6日には三陸沖を北上する見込み。