桜島の入山規制拡大 2合目まで噴石、3年ぶり

12日午後3時7分、鹿児島市の桜島・昭和火口(標高約800メートル)で爆発的噴火があり、大きな噴石が火口から2キロ付近(2合目)まで飛散した。気象庁は火口から2キロとしていた入山規制の範囲を約2.5キロに拡大した。
  鹿児島地方気象台によると、2合目まで噴石が達したのは約3年ぶり。火砕流は発生していない。  
 同気象台は「噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒が必要」と呼び掛けている。