札幌、旭川で遅い初雪 「やっと冬が来た」

北海道では18日、真冬並みの寒気が上空に流れ込み、札幌市中心部や旭川市、函館市など各地で初雪を観測した。札幌管区気象台によると、札幌市中心部は観測を始めた1876年以降、史上2番目に遅い記録で、旭川市では1888年以降、最も遅い記録となった。
  札幌市中心部では朝から雨交じりの雪が降り、傘を手にした人が足早に行き交った。同市東区の会社員熊谷圭之輔さん(37)は「今年は暖かくて降るのが遅いと思っていた。やっと冬が来た」と話した。
  旭川市の旭山動物園では雪が積もり、ホッキョクグマやペンギンが元気に動き回っていた。