低気圧発達、暴風や吹雪に警戒 気象庁呼び掛け

  低気圧の影響で日本列島は26日、広い範囲で風雨が強まった。気象庁は、北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)では引き続き27日にかけて暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。北日本は猛吹雪の恐れもある。
  高知県室戸市では最大瞬間風速33・2メートルの風が吹いたほか、1時間に51・5ミリの非常に激しい雨も観測した。最大瞬間風速は東京都・三宅島で32・4メートル、熊本県南阿蘇村で29・7メートルを記録した。
  気象庁によると、西日本から東日本の太平洋側を東に進む低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になった。