北日本、大荒れに 最大瞬間風速40メートル超も

  発達した低気圧の影響で27日午前、北日本(北海道、東北)を中心に強風が吹き、大荒れとなった。北海道室蘭市などは猛吹雪となり、約4万戸が停電した。気象庁は北海道では27日夜にかけて警戒するよう呼び掛けた。
  北海道の襟裳岬で最大瞬間風速42・1メートル、室蘭市で同39・7メートル(11月観測史上最大タイ記録)を観測した。仙台市や福島市では初雪を観測。仙台市は平年より3日、福島市は1日遅い。
  低気圧が発達しながら千島近海からオホーツク海に向かって進み、日本付近は強い冬型の気圧配置になった。上空には真冬並みの寒気が入っている。