全国的に厳しい寒さに 真冬並みの寒気が流入

  17日の日本列島は、強い寒気の影響で全国的に厳しい寒さになった。気象庁によると同日朝、国内で最も冷え込んだのは北海道陸別町の氷点下22.7度。
 各地の最低気温は札幌市が氷点下9.4度、仙台市が氷点下2.8度、大阪市が1.6度、福岡市が3.9度で、いずれも今季最低を記録した。東京都心も2.8度と1月上旬並みの冷え込みだった。
 気象庁によると、九州付近から本州の南岸にかけての上空に真冬並みの寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まった。17日は日本海側を中心に断続的に雪が降り、太平洋側はおおむね冬の青空が広がった。寒さは18日まで続く見通し。