低気圧北上、各地で大雨 気温上昇し「夏日」も

19日の日本列島は、前線を伴った低気圧の影響でほぼ全国的に曇りや雨のぐずついた天気となり、局地的に猛烈な雨が降った。南から暖かく湿った空気が断続的に流入した影響で、西日本を中心に気温も上昇した。
  気象庁によると、レーダーなどによる解析で、山梨県・富士山付近で夕方、1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」を発表。鹿児島県鹿屋市で1時間に64.0ミリと、この地点の11月観測史上最多雨量を更新したほか、高知県香美市の繁藤で同58.5ミリ、静岡県御殿場市で同50.5ミリの非常に激しい雨を観測した。