札幌で初雪観測 史上3番目の遅さ

冬型の気圧配置が強まり、北海道上空に強い寒気が流れ込んだため、札幌市で14日夜、初雪を観測した。昨年より19日遅く、1916,22年と並ぶ観測史上3番目に遅い初雪。
  札幌管区気象台によると、札幌での初雪は平年、10月28日。今年は10月下旬になっても気温があまり下がらず、平均気温が平年より1度以上高い状態で推移していた。
 同気象台が10月に発表した11月~来年1月の3カ月予報では、冬型の気圧配置は弱いか長続きせず、暖冬傾向と予想。ただ1月に、平年並みの気温に戻ると見込んでいる。