長崎・五島で100ミリの大雨 九州、山口警戒呼び掛け

気象庁は18日、朝鮮半島付近の前線上の低気圧が東に進んだことなどによる影響で、九州全域と山口県で19日朝にかけて激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けた。
 同庁によると、長崎県新上五島町有川郷で午前7時半までの1時間に106ミリを観測。レーダーによる解析では、平島(同県西海市)付近でも同100ミリの雨が降った。
 長崎県警によると、五島列島の久賀島(同県五島市)で18日朝、県道脇の斜面が高さ約20メートル、幅約15メートルにわたって崩れ通行止めとなり、約80世帯が孤立状態となった。